文ちゃんラーメン|老舗ラーメン屋の新メニュー「だしそば」が話題のお店
店舗情報
営業時間 | 11:00~16:00 |
定休日 | 月曜日 ※祝日の場合は営業し翌日振替休日 |
電話番号 | 0172-28-2400 |
駐車場 | 敷地内に10台程度あり |
住所 | 青森県弘前市外崎2丁目1-2 |
座席 | カウンター:7席 テーブル席(4人掛け):4席 座敷(4名程度):2席 |
公式SNS | ホームページ:https://www.bunchanjp.com/ Twitter:https://twitter.com/2marubun Instagram:https://www.instagram.com/marubun2/ Facebook:https://www.facebook.com/bunchanramen |
文ちゃんラーメンとは?
文ちゃんラーメンは昭和後期に弘前市で創業し、「中華そば」と「手打ち中華」の2本柱で長年地元に愛されてきたラーメン屋です。どちらも津軽中華そば特有の透き通ったスープでほんのり香る煮干しのシンプルな味わいのラーメンとなっています。
またメニューが2種類しかないため注文すると1分程度でラーメンが提供されるという速さも文ちゃんラーメンが人気の理由でした。
現在は2代目が文ちゃんラーメンの味を継承し大繁盛店となっていますが、引き継ぎ当時は「店主が変わってから味が変わった」という意見が一定数聞かれ客離れもみられました。一時期は閑散としていた店内ですがその環境に屈せずラーメンを作り続けた2代目はすごいと思います。
今では先代が作った「中華そば」「手打ち中華」の味を再現できており、さらに2019年には2代目が考案した新メニュー 「だしそば」が若い世代を中心に大ヒットし、現在ではお昼時をすぎた14~15時でも駐車場がほぼ満車状態の大繁盛店にV字回復しました。
文ちゃんラーメンのラーメンに対するこだわり
文ちゃんラーメンの一番のこだわりはスープ、麺、味玉、メンマ、チャーシューのすべてを自家製で仕込んでいることです。
スープの決め手の煮干しは時期によって仕入れ先を見極めその時期に最良な煮干しを使用しています。また使用する煮干しや日によってスープの味は極わずかに変わってきますが、麺は季節によって配合を変えたり、その日のスープに合わせて毎日麺を打っています。
その他にも味玉、メンマ、チャーシューなどもラーメンの味を壊さないようにするために、味付きの完成品を購入するのではなく自家製で仕込むことで究極の1杯が完成しています。
メニュー
文ちゃんラーメンでは中華そば、手打ち中華、だしそばの3種類のラーメンが提供されていますが、他のラーメン屋との大きな違いは少数精鋭なメニューにあります。3種類のラーメンはどれも主役級の旨さで、それぞれのラーメンに根強いファンがいます。
中華そば (550円)
中華そばは創業当時からの変わらない昔ながらの津軽中華そばです。
先代が貫いたこだわりのスープは透き通ったシンプルな味わいとなっており、口に入れた瞬間薄っすら広がる煮干しの風味がやみつきになる旨味が凝縮したラーメンです。
余計な味付けはせずに旨味で勝負したこだわりのスープに津軽中華そば特有の縮れ麺が絶妙に絡み、ものすごく完成度の高い一品です。
手打ち中華 (650円)
手打ち中華は中華そばと同じスープを使用していますが麺が手打ちに変わっただけで、不思議と味わいが変わります。中華そばに比べて麺のコシが強くなった分、麺の存在感が強くなったように感じました。
「中華そば」と「手打ち中華」は甲乙つけがたい、昔からの人気メニューで文ちゃんラーメンを支えてきた二本柱の看板メニューとなっています。個人的には「中華そば派?」「手打ち中華派?」と聞かれたら手打ち中華派です。
だしそば (700円)
だしそばは2代目が考案した2019年に登場した新メニューです。
昭和後期に先代が考案した「中華そば」「手打ち中華」に使用されるシンプルなスープを改良し、濃い煮干しスープが流行している現代に合わせた煮干し感が強いスープとなっています。
ただ他のお店と違うのは煮干し感は強いですがあっさりしているスープが特徴です。濃い煮干しラーメンが流行し似たような味のラーメン屋が増えてきた弘前市で、あっさりしているのに口に入れた瞬間に煮干し感がしっかり広がるのは新しいジャンルでした。
あっさりしているのでレンゲが止まらなく旨味を堪能し「気づくとスープがなくなってしまう」そんな一杯に仕上がっています。もちろん麺は自家製手打ち麺でスープとの相性は抜群です。
巷で話題の裏メニュー!?だしそば汁なし
文ちゃんラーメンが再度、繁盛店になった理由はだしそばがきっかけであることは間違いありません。
そんな看板商品であるだしそばに裏メニューが存在することに気づきました。いつも通りだしそばを食べていると「だしそば!汁なし1つ」という声が何度も聞こえてきます。実は文ちゃんラーメンには裏メニューが存在しており、その名もだしそば 汁なし!!
SNSや口コミで広がったこの裏メニューを求めて来店する若者も多く、集客のツールにSNSを選択し、そこで話題になる裏メニューを作った2代目の経営戦略もなかなかの手腕だと思います。
実際にだしそば 汁なしを注文してみると煮干しの油そばでした。そのまま食べてもあり!一緒についてきた文ちゃんラーメン特有のあっさり煮干しスープに着けてつけ麵にして食べるのもあり!2度の味を楽しめる裏メニューでした。
ぜひ来店した際にはだしそば 汁なしを注文してみてください。
まとめ
文ちゃんラーメンは昭和後期に弘前市で創業した津軽中華そば特有の透き通ったスープでほんのり香る煮干しのシンプルな味わいのラーメンを楽しめるラーメン屋です。現在は味を継承した2代目がラーメンを作っています。
2019年には2代目が考案した「だしそば」が若い世代を中心に大ヒットし、現在はお昼時をすぎた14~15時でも駐車場がほぼ満車状態の大繁盛店まで成長しました。だしそばは昭和後期に先代が考案した「中華そば」「手打ち中華」に使用されるシンプルなスープを改良し、濃い煮干しスープが流行している現代に合わせた煮干し感が強いスープとなっています。
「昔ながらの中華そばを守りつつ新しいことに挑戦していく」をテーマに掲げる2代目文ちゃんラーメンの今後に注目です。近くを訪れた際はぜひ来店してみてください。
スポンサーリンク
コメント