弘前公園|弘前市に訪れたら必ず行くべき観光スポット第1位!!東北で唯一の現存天守閣 弘前城がある公園
弘前公園のアクセス
名称 | 弘前公園 |
住所 | 青森県弘前市下白銀町1 |
入場料 | 無料 ※一部有料区域あり |
お問い合わせ | 0172-37-5501(弘前市立観光館) |
弘前駅から弘前公園までのアクセスに関しては別の記事で詳しく説明しているので、そちらを参照してください。
→弘前市民が教える!弘前公園の近場で料金が安い駐車場とは?アクセス・駐車場について徹底解説
弘前公園とは?
弘前公園とは弘前城の廃城後に、津軽氏が城跡を借り受け整備し一般公開した市民公園です。現在は弘前市が所有・管理を行っています。
1903年(明治36年)以降、桜の植樹が行われ現在では公園内に約2,600本を超える桜の木があります。春には満開になった桜を楽しむイベント「弘前さくらまつり」が開催されます。
弘前さくらまつりは開花時期がゴールデンウイークと重なるということもあり、日本全国から多くの観光客が訪れます。
その他にも秋には「弘前城 菊と紅葉まつり」、冬には「弘前城 雪灯籠まつり」など四季を楽しむイベントが開催されます。
弘前公園の魅力①|弘前城がある
弘前城とは1611年(慶長16年)の江戸時代に高岡(現在の弘前)に建てられたお城です。
東北で唯一の現存天守閣であり、国の重要文化財に指定されています。小説家の司馬遼太郎は紀行文集「街道をゆくー北のまほろば」で弘前城を「日本七名城の一つ」として紹介しています。
現在の天守閣は1811年に再建したもの
実は1627年(寛永4年)に弘前城天守閣に落雷による火災の被害があり弘前城は全焼しています。当時天守閣は倉庫として使用されていたことが多かったのですが、なかでも弘前城は武器・火薬庫として使用していたため、火薬に引火して大爆発をおこしたと伝えられています。
弘前公園の魅力②|弘前4大祭りの会場になっている
弘前市は四季を祭りを通して楽しむことができる町です。春は「弘前さくらまつり」、夏は「弘前ねぷたまつり」、秋「弘前城 菊と紅葉まつり」、冬は「弘前城 雪灯籠まつり」が開催され弘前4大祭りといわれています。
弘前公園では弘前4大祭りのうち、「弘前さくらまつり」「弘前城 菊と紅葉まつり」「弘前城 雪灯籠まつり」の3つが開催される会場となっています。
そのため市民は年に数回は弘前公園を訪れており、地元に根付いた市民公園となっています。
弘前公園の魅力③|弘前藩時代の貴重な文化財の観光ができる
弘前公園には弘前藩時代から引き継がれてきた貴重な文化財が多く残っています。弘前市では施設保存や公園としての整備・維持管理のため一部を有料区域として開放しています。
有料区域|弘前城本丸
弘前城本丸は弘前城の天守閣がある区域です。天守閣は2019年から弘前城石垣修理工事のため、本丸内部に移動していますが天守閣の内部には入ることが可能です。天守閣の内部には武具や当時の着物、曳家の資料などが展示されています。
料金 | 個人 大人 320円 子供 100円 団体 大人 250円 子供 80円 ※団体は有料入園者10名以上 |
時間 | 9:00~17:00 ※さくらまつり期間は7:00~21:00 |
休館日 | 11月24日~3月31日 ※休館日期間中は入園料無料となります |
曳家(ひきや)とは…建物を壊さないでそのままの状態で移動させること。
有料区域|北の郭
北の郭には柔剣道の練習場として明治末期に建設された武徳殿休憩所が残っています。藩政時代の名残である籾蔵跡(もみぐら)、子の櫓跡(ねのやぐら)などの史跡があるエリアです。
籾蔵とは凶作の年に備えて米を籾のままで貯蔵する蔵のことをいいます。
子の櫓跡のエリアには藩政時代を通して3層の櫓がありました。櫓の中には武具の他に藩庁日記なども保管されていたと言われています。
料金 | 個人 大人 320円 子供 100円 団体 大人 250円 子供 80円 ※団体は有料入園者10名以上 |
時間 | 9:00~17:00 ※さくらまつり期間は7:00~21:00 |
休館日 | 11月24日~3月31日 ※休館日期間中は入園料無料となります |
有料区域|弘前城植物園
弘前城植物園は1500種124,000本の草木が植えられている植物園です。
また弘前さくらまつり期間中は無料区域では観ることができない桜が観覧でき、弘前城 菊と紅葉まつりの期間中はきれいな紅葉が楽しめる本会場になります。
料金 | 個人 大人 320円 子供 100円 団体 大人 250円 子供 80円 ※団体は有料入園者10名以上 |
時間 | 9:00~17:00(入園券の販売は16:30まで) ※さくらまつり期間中は9:00~18:00(入園券の販売は17:30まで) |
開催期間 | 4月中旬~11月23日 |
まとめ
弘前公園は弘前藩時代から引き継がれてきた貴重な文化財が多く残っている市民公園です。中でも弘前城は観光スポットとして有名で東北で唯一の現存天守閣であり、国の重要文化財に指定されています。小説家の司馬遼太郎は紀行文集「街道をゆくー北のまほろば」で弘前城を「日本七名城の一つ」として紹介していました。
その他にも四季を感じるイベントが開催されており、中でも弘前さくらまつりは全国各地から多くの観光客が訪れるイベントとなっています。
また有料区域では弘前藩時代から引き継がれてきた貴重な文化財が多く残っています。
弘前公園は弘前市を訪れた際は必ず訪れたい観光地でした。
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