和牛と中華そば 浜蝶|昼は絶品ラーメン屋、夜は完全予約制の和牛専門焼肉店と2つの顔をもつお店
店舗情報
営業時間 | 昼の部 11:00~14:00 夜の部 18:00~22:00(完全予約制) |
定休日 | 昼の部:月曜日、木曜日 夜の部:月曜日 |
電話番号 | 0172-55-7083 080-2821-7510 |
住所 | 青森県弘前市稲田2丁目1-13 |
駐車場 | 店の前に4台程度の駐車場あり |
公式SNS | Instagram https://www.instagram.com/hamacho.2023/ |
浜蝶の名を引き継ぐ歴史が詰まったお店
「和牛と中華そば 浜蝶」の店主はもともと弘前市で人気だった焼肉屋「炭火焼 炎en」を経営していました。
「炭火焼 炎en」時代からラーメンにこだわりを持っており、焼肉屋でありながら知る人ぞ知る”ラーメンがおいしい”と有名なお店でもありました。そして今回、満を持して炭火焼 炎enを閉店し和牛と中華そばの両方を売りとした浜蝶として新たなスタートを歩みました。
浜蝶は弘前市では珍しい昼はラーメン屋、夜は完全予約制の和牛専門焼肉店と営業時間で全く違くコンセプトの二刀流のお店というのも楽しみです。
また浜蝶というお店の名前、、、
ここにも歴史が詰まっており店主の父が経営していた寿司屋「鮨浜蝶」の名を引き継いだ店名になります。さらに店内には親父さんの写真や実際に使っていた木彫りの暖簾が飾られており強いリスペクトと歴史を引きついだ強い思いを感じました。
昼の部(ラーメン)を実際に訪問
ラーメンに対するこだわり
浜蝶では”浜蝶のこだわり素材”と題して出汁、麺、ねぎ、お麩、お米、卵、お米に対するこだわりを掲示していますが、中でもこだわっているのは出汁素材の部分ではないかと感じました。
片口イワシ、鯖、平子、うるめ、鯵の煮干しがメインで支えに焼干し、鰹と鯖の厚削り節、昆布、干し椎茸をブレンドしたスープとなっており、使用する出汁素材や配合はその時期で違うところにも店主のこだわりを感じます。
カウンターには寿司屋のネタケースを彷彿させる仕掛けで本日の出汁素材が展示されています。
またその日の出汁素材の配合比率を細かくグラム数まで記載されたブレンドレシピも各テーブルに掲示されているのは驚きです。
実際に食べてみた感想
まずは店内に入り食券を購入!
今回は初めての来店だったのでチャレンジはせず「本日の煮干し中華そば」をトッピングなしで注文!
席が空いていても勝手に着席するのは厳禁だそうで待合の椅子で待っているよう注意書きが!
食券を購入し待合の椅子に座って待っていると店主が案内してくれました。
この日は平日でしたが店内は常に満席で大繁盛でした!
そんなに長い時間を待っている感覚はありませんでしたが、店主から「待ち時間が長くなってしまったのでチャーシュー1枚サービスしました」とありがたいお言葉が!(ありがとうございます!)
さっそくレンゲでスープを一口。
透き通った見た目の通りあっさりした煮干し出汁がベースのおいしいスープでした。
浜蝶では素材の出汁感を味わってほしいという思いから塩味は控えめに仕上げているそうです。
最後の1口まで飲み干せるスープ。いわゆる津軽弁でいう“しょっぱくない”スープなので、いま弘前市流行している濃厚煮干し系ラーメンが苦手な人にはオススメのお店です。
麺は煮干しスープの王道ともいわれる中太ちぢれ麺でもちもち触感がたまりません!
もちろんスープとの相性は抜群でした!
ついつい期待値が上がってしまうチャーシューの味は?
皆さんの思っていることはわかります!!
和牛と中華そば浜蝶という名前からチャーシュー(肉)に対するハードルは高くなってしまいますよね?
チャーシューの代わりに和牛なの?出汁が和牛なの?
名前だけ聞くといろんな憶測が立ちますが、あくまでも和牛は夜の部がメインとなっています。
※日中も限定メニューやカレーなどで和牛を食べれる商品もあります
ラーメンのチャーシューは青森県産の奥入瀬ガーリックポークと、山崎ポークの2種類を入荷状況に応じて使い分けているそうです。
元焼肉屋という肩書もありチャーシューのハードルが高くなってしまいましたが、そんなハードルを軽く超えてしまうくらい美味しいチャーシューでした。箸で持とうとすると形が崩れてしまうくらい柔らかいチャーシューは良質な脂がのっており、ものすごく美味しかったです。
自分の好みに塩味を調整できる魔法の調味料”かえし”
卓上にある謎の調味料「かえし」
さっそくGoogleで検索してみると、、、
かえしとは”ラーメン業界においてスープで割る味付けのタレ”のことを指すそうです。
浜蝶では素材の出汁感を味わってほしいという思いから塩味は控えめに仕上げているので、もう少し塩味が欲しいという人はぜひ使ってみてください。
筆者は脂がのったチャーシューの旨味を堪能すると塩味を控えめにしたスープがどうしても負けてしまい、前半に比べると素材の味のインパクトが薄れてしまったタイミングで”かえし”を使用しました。(チャーシューがおいしすぎるが故の贅沢な悩みですね)
ちなみに今回は小さく一周する程度のかえしを追加しましたが、もう少ししょっぱさが欲しくさらに半周追加でかえしを追加しました。
まとめ
和牛と中華そば浜蝶は弘前市で人気だった焼肉屋「炭火焼 炎en」がラーメンと和牛専門焼肉店という二刀流に進化したお店です。昼間はラーメン屋で夜は完全予約制の和牛専門焼肉店となっています。
ラーメンは出汁素材にこだわった煮干しスープがとにかくおいしく、焼肉屋が仕入れた肉で作ったチャーシューは絶品です!機会があればぜひ夜の部もお邪魔したいと思います。
皆さんも近くを訪れた際はぜひ来店してみてください。
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