藤田記念庭園|アップルパイの食べ比べができるカフェが人気!大正ロマンあふれる洋館や庭が魅力的な施設
施設情報
営業時間 | 通常|9:00~17:00(入園券の販売は16:30まで) 冬期間|9:00~16:30(洋館のみ入園可能) さくらまつり期間中|9:00~18:00(入園券の販売は17:30まで) |
休園日 | なし(年中無休) |
料金 | 一部有料 |
駐車場 | 60台程度あり(無料) |
電話番号 | 0172-37-5690 |
住所 | 青森県弘前市白銀町8-1 |
公式SNS | ホームページ:http://www.hirosakipark.or.jp/hujita/index.html |
藤田記念庭園とは
藤田記念庭園とは弘前市出身で日本商工会議所初代会頭の藤田謙一が大正10年(1921年)に造った別荘になります。
江戸風な景趣の庭園は当時、別荘を作る際に東京から庭師を招いて作りました。現在は弘前市が市政施行百周年記念事業として整備し管理しています。
園内は高さ13mの崖地をはさんで高台部と低地部に分かれており、高台部は岩木山を借景とした庭園で洋館、和館、匠館が建ち、低地部は池泉廻遊式庭園でハナショウブ、ツツジの群落、滝などを楽しむことができます。
アップルパイの食べ比べができる大正浪漫喫茶室が大人気
藤田記念庭園の洋館に大正浪漫喫茶室という喫茶店があります。洋館の中にある喫茶店ということもあり洋風の作りで外の光が差し込むサンルームやタイル敷きの床がレトロな情緒を演出している人気のお店です。
おしゃれな造りの喫茶店も人気の理由の1つですが大正浪漫喫茶室が人気の理由は間違いなくアップルパイの食べ比べができるサービスにあると思います。日本一のりんごの生産地弘前市ではアップルパイを提供しているお店が数多くありますが、大正浪漫喫茶室では7店舗のアップルパイを実際に食べ比べることができます。
大正浪漫喫茶室で取り扱っているアップルパイの特徴
・タムラファーム
→優しい甘さと、紅玉のほど良い酸味が楽しめる
・津軽ゆめりんごファーム
→シャキシャキとしたリンゴがたっぷりでバターと相性抜群
・ピーターパン洋菓子店
→クルミを使用し、シナモンの香りで大人な風味
・ジャルダン
→りんご本来の味を閉じ込めて癖のない甘さ
・ないすらいふ
→甘みと酸味のバランスが良いりんごを使用
・オークレール
→果肉をたっぷり乗せて焼き上げた自然派アップルパイ
・双味庵
→リンゴジャムを使用し食べやすくしたアップルパイ
高台部の施設紹介
洋館
明治から大正期にかけて西洋文化の風潮が広がった弘前では、多くの洋館が続々と建設され、藤田記念庭園の洋館もその一つです。館内は大正時代に建てた際の大理石のマントルピースやステンドグラスの窓などが現在でもそのまま残っているため、おしゃれでレトロな大正ロマンの空間を楽しむことができます。
1階には小音楽会などに利用できるホールや大正浪漫喫茶室、藤田謙一資料室があり洋館のみ入園料は無料となっています。また2階には会議室がありますが利用者のみ入室可能となっているため観光目的では立ち入ることはできません。
和館
和館は書院造りの建物となっており、高台庭園側の主座敷と岩木山を借景するはなれ座敷に分かれた2棟が廊下で連結している造りになっています。見た目は和風特有の簡素な雰囲気ですが贅を尽くしたこだわりは詳細まで現れており見どころが多彩です。
ラフト&和カフェ 匠館
匠館は別邸構築と同時に岩木山麓開発事業事務所の倉庫として建てられたイギリス積み方式の煉瓦造り2階建ての建物です。
1階は弘前を代表するクラフトの展示・販売の他、和をテーマにした喫茶スペースがあります。2階にはギャラリーがあり時期によってさまざまな作家の展示会が行われています。
低地部の施設紹介
低地部庭園は池泉廻遊式庭園となっており、茶室の「松風亭」は茶会や会合などで利用することができます。茶室から眺める庭園や、花菖蒲・ツツジなどの群落、崖地を流れる滝、八橋など、四季折々の景趣の変化を楽しむことができます。
入園料について
洋館のみの入園は無料ですがそれ以外の施設を利用する場合は下記の料金がかかります。
ただし年に1回だけ6月の最終日曜日は無料開放日となっており、無料で開放しています。
一般入園券 | |||
大人(高校生以上) | 320円 | 団体大人 | 250円 |
子供(小・中学生) | 100円 | 団体子供 | 80円 |
通年券 | |
大人(高校生以上) | 1,040円 |
子供(小・中学生) | 310円 |
※団体は有料入園者10名以上となります。
観光客には弘前城、弘前城植物園とセットの入園券がおススメ!
藤田記念庭園には弘前公園の有料区域(弘前城、弘前植物園)がセットになった入園券が販売されています。そのため弘前公園と藤田記念庭園の両方を観光する予定の方は共通券の購入をおススメします。
共通券 | | | |
大人(高校生以上) | 520円 | 団体大人 | 470円 |
子供(小・中学生) | 160円 | 団体子供 | 130円 |
共通通年券 | |
大人(高校生以上) | 2,090円 |
子供(小・中学生) | 620円 |
※団体は有料入園者10名以上となります。
まとめ
藤田記念庭園は弘前市出身で日本商工会議所初代会頭の藤田謙一が大正10年(1921年)に造った別荘。施設内には洋館、和館、匠館の3つの大正ロマンあふれるレトロな雰囲気の建物と別荘を作る際に東京から庭師を招いて作った江戸風な景趣の庭園が人気の施設です。
園内は高さ13mの崖地をはさんで高台部と低地部に分かれており、高台部は岩木山を借景とした庭園で低地部は池泉廻遊式庭園でハナショウブ、ツツジの群落、滝などを楽しむことができます。
またりんごの生産量日本一を誇る弘前市でアップルパイを提供する7店舗の食べ比べができる大正浪漫喫茶室も人気の観光スポットです。立地も弘前公園の隣にあるため弘前公園を散策した後にぜひ大正浪漫喫茶室でアップルパイを食べながら休憩してみてはいかがでしょうか?
弘前市を訪れた際はぜひ訪れてみてください。
スポンサーリンク
コメント