弘前ねぷた祭り|市民が教える隠れ観覧スポットとは?運行日程や有料観覧席の情報を紹介

弘前ねぷたの写真
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弘前ねぷた祭り|市民が教える隠れ観覧スポットとは?運行日程や有料観覧席の情報を紹介

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弘前ねぷた祭りとは?

弘前ねぷたの写真
弘前ねぷた祭り 画像引用:https://saitoumikako.com/blog/hirosaki/hirosaki-neputa2017.html

た祭りとは最も古い記録では1722年から津軽地方で受け継がれる伝統的な祭りです。津軽地方各地でねぶた祭りが行われていますが、地域によってねぶたの形や大きさ、ねぶた囃子の音色も違うのでそれぞれの地域のねぶた祭りをみて特徴の違いを楽しむのも醍醐味です。

名前も各地で違い昔の文献では「ねふた」だったり「ねむた」だったり呼び名が定まっていませんでした。現在も弘前市は「ねぷた」、青森市は「ねぶた」というように地域の差別化を図る目的もあり呼び名は地域で違っています。

ねぶた祭りのなかでも高い人気を誇るのが青森三大祭りと称され青森市の「青森ねぶた祭」・弘前市の「弘前ねぷた祭り」・五所川原市の「五所川原立佞武多」の3つといわれています。

青森ねぶた祭
青森ねぶた祭 画像引用:https://takedatarou.blog.fc2.com/blog-entry-568.html
五所川原立佞武多の写真
五所川原立佞武多 画像引用:https://saitoumikako.com/blog/hirosaki/20160808tachineputa.html

ねぶた祭りの起源とは?

ねぶた祭りの起源についてはいろいろな説があります。

1つ目は坂上田村麻呂(平安時代の武将)が花や柳の枝を振りかざし、笛や太鼓、ほら貝などを鳴らし、夜には松明をつけて敵をおびき寄せ勝利を収めたことから始まったという説。

2つ目は津軽地方を統一した津軽為信が京都滞在中ににお国自慢の1つとして大きい灯篭を作り、京の町を歩き「津軽の大灯篭」と遠国にまで評判となり、国元でも行われるようになったという説。

3つ目は農民行事として七夕祭りや虫送り、精霊流しの行事と同じように稲が健やかに成長するよう豊作を祈願するため邪霊を流す「眠り流し」がねぶた流しに転化したのではないかという説。

有力なのは3つの説ですがいずれも確かなのかははっきりしないそうです。

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弘前ねぷた祭りの特徴

弘前ねぷたの写真
鏡絵の写真 画像引用:https://blog.goo.ne.jp/warkingryu/e/7eff5c70918be38db7c4c5b22a9ce2b5
弘前ねぷたの写真
見送り絵の写真 画像引用:https://blog.goo.ne.jp/warkingryu/e/7eff5c70918be38db7c4c5b22a9ce2b5

弘前ねぷた祭りは他の地域と比べるとゆっくりしたねぷた囃子で落ち着いた雰囲気があります。ねぷたの形は扇形の扇ねぷたで鏡絵は三国志や水滸伝などをモチーフにした美しい日本絵が描かれるのに対し、見送り絵は大正時代以降の唐美人や虞美人を描くのが主流となっており、鏡絵の勇ましさと見送り絵の美優な妖艶さは芸術的な作品として楽しむことができます。

弘前ねぷた祭りの掛け声は「ヤーヤドー」っとなっているので、掛け声に合わせて「ヤーヤドー」と叫ぶと祭り参加者と観覧者との一体感が生まれます。その他にもねぷたを大きく回転させたり、見送り絵が変わったり、小さいねぷたから羊のコスプレをした数十人の園児が飛び出してきたりするなどいろんなパフォーマンスが行われるのも見どころです。

また金魚ねぷたという直径40cm程度の手持ちねぷたも有名で、弘前ねぷたでは子供たちが手にもって歩いて祭りに参加しています。金魚ねぷたが復旧した理由は津軽藩の殿様が「津軽錦」と呼ばれる珍しい金魚を可愛がっていたからだという説が有力といわれています。

金魚ねぷたを実際に作る観光施設もあります

金魚ねぷた

津軽藩ねぷた村という観光施設ではねぷたの歴史や資料を提示していたり、津軽三味線の生演奏や津軽塗などの伝統工芸品を実際に製作している風景を見学することができます。

その中に金魚ねぷたの製作を体験できるブースもあるのでねぷたを観た翌日に訪れてお土産に金魚ねぷたを作るのもいい思い出になると思います。

弘前ねぷた祭りの日程

弘前ねぷた祭りの開催期間は毎年8月1日~7日と決まっています。

1日~6日は夜間運行、最終日7日は午前中に運行となり8月1日と2日は「弘前ねぷたコンテスト」が実施され、ねぷたの構造や絵、運行や囃子などの審査基準をもとに審査されるため祭り参加者も気合いの入る2日間となります。

運行ルートは日にちによって異なるため事前にルートの確認が必要になります。

日時コース
1日、2日、3日、4日
19:00開始
土手町コース
5日、6日
19:00開始
駅前コース
7日
10:00開始
土手町なぬか日コース
地図
画像引用:http://maturi.hachinohe.biz/neputa.html

有料観覧席の案内

弘前ねぷた祭りは無料で観覧できる祭りですが地元、観光客から人気のイベントのため歩道はすれ違うのがやっとの状態になるほど人が集まります。そのため快適に祭りを楽しめるように弘前市では有料観覧席を用意しています。

開場時間17:30~
※ねぷたの運行は19:00~
料金2,000円 お土産付き(青森県産りんごジュース、ねぷたうちわ等)
※大人、小人同額
販売期間7月8日から開始
販売方法インターネットから購入
電話による予約
店頭での購入
旅行代理店・団体・車椅子優先席の予約
当日券の購入
が可能です。詳しい方法は公式ホームページを参照してください

「弘前のススメ」が教える隠れ観覧スポット!

弘前ねぷたの写真
画像引用:https://blog.goo.ne.jp/warkingryu/e/7eff5c70918be38db7c4c5b22a9ce2b5

弘前のススメがオススメする観覧場所は泊っているホテルの部屋から観覧する方法です。
①事前にホテルの宿泊の手続きが必要
②駅前コース期間中のみ可能(土手町コースに隣接するホテルがないため)
③予約できた部屋が道路沿いの部屋だった
3つの条件を満たさなければできない観覧方法ですが混雑を回避しつつ、上空からねぷたを観ることができます。

もちろん始めの方は実際にコース付近へ行って空いている場所を見つけて観覧し、臨場感や祭りの雰囲気を十分に楽しむことをおススメします

ねぷたの運行はその年の参加しているねぷたの台数にもよりますが21時~22時頃まで運行しているのである程度ねぷたを楽しんだり、気温が寒くなってきたら部屋へ戻ってお酒を飲みながら貸し切りの空間で上空からねぷたを観覧できるのはまた一味違う贅沢な楽しみ方ができます。

事前にコース沿いのホテルの予約や部屋の場所などによっては見えない場合もありますがぜひオススメしたい観覧方法です。ねぷた期間中にホテルを探すならぜひコース沿いのホテルを予約してみてください。

駅前コース沿いに立地しているホテル一覧

・アートホテル弘前シティ
・ホテルルートイン弘前駅前
・東横イン弘前駅前


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